麺モツ肉。 [浦和レッズ]
とんこつスタミナラーメン&モツ煮2杯&焼肉。
これが昨日一日の食事の内容だ。
他に酒がおよそ3リットル。もちろん泡立つ麦のもんである。
強烈な陽射しに撃たれ続け、想像を絶するような汗をかき、
それでもまだかと呑み続ける。
しかし、しかしである。
いかにスタミナをつけるには最適なモツ煮といえども、
その発揮するべきときに発揮できなければスタミナに関係ない。
焼肉では、素早く肉肉野菜、また肉野菜と、
次々と焼き続け、口の中にフィニッシュさせる動きが重要だ。
一歩間違えば焦げてしまい、苦さが口を充満させる。
しかし、焼肉の火力はいかんせん弱かった。
網にのせても動きが緩慢だ。
生肉はなかなか色を変えることがなく、
ただひたすらに焦らし焦らされる。
ふと対面の男が肉をさらう。
半生ではあるが、向こう側のグリルは火力が強いようだ。
こちら側の肉よりも出足が早い。
やばい。これはやばい。
火力の強弱は非常に大きな要素だ。
ジュッ、と音を立てることは更に重要だ。
食欲を掻き立てるあの音、そしてあわせて繰り出される焼ける肉汁の匂い。
飢えた野獣を駆り立てるには十分だ。
一口を口に運ぶ。うまい。
うまいが、一切れで満足できるわけがない。
だが、それにしても。
火力はいかに瓦斯栓をひねっても大きくならない。
だらだらと、非常にだらだらと食していると、
グリルに蓄積された脂に火がついた。
最後の一人前を前にして。
最後の攻防がはじまった。
肉はさばけていく。次々に網にのせられる。
そしてこの瞬間が来た。
最後の肉は静かに載せられた。
はたして誰が喰らうのか。
急に火力が強くなる。
互いの箸で交互にひっくり返す。
誰が取るのか、互いに牽制しあいながら。
しかし、その瞬間は突然に来た。
マルコメ頭に絶妙なアシストがくる。
鍋奉行・焼肉奉行はありがたい。
中央に詰めていた男が最後に口に運んだ。
入った!すんなりと。
しかし、やや苦味を残し、戦前の期待感と裏腹に、
満腹感とは遠い内容。
ライヴァルと『間接キス』しかも男同士という、
如何にも微妙にいやーなシチュエーションを思い浮かばせる試合。
それが鹿島との試合の内容というところ。
(いや、自分でも何が言いたいのかわからない)
引き分けを賞賛するのも、けなすのも『微妙』。
とりあえず、体力を回復するように>代表組。
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